投稿日2021/6/6 更新日2021/9/18
おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。
魔太郎は令和2年に還暦(60歳)になりました。人生の折り返し点はすでに通り過ぎて「老後」という時間を生きているようです。
振り返るとこれまでの私は「ストレスをためやすい性格だった」という気づきがあります。
今でもストレスを感じることはありますが、対処の仕方を学んでトレーニングを継続してます。するとね、自分が前より「変わったな」という実感が出てきたのです。
そこで今回はその学びと実践の中から 自分が変わったきっかけになったもの BEST3 のご紹介です。
それは
- しなやかさ
- 課題の分離
- マインドフルネス瞑想
の3つです。それではひとつひとつ説明していきますよ。
しなやかさ
これは精神科医の樺沢紫苑さんのYouTubeを見て学んだことです。樺沢さんは「日本人のメンタル疾患と自殺者を減らす」をビジョンにして活動されている方。
最近ではストレス関係の本などベストセラーを出版されていますね。科学的な実証にそった学びが得られます。
動画の中で樺沢さんは
と言われてました。
イメージでいうと「のれん」のようなもの。さらりと受け流してまた元にもどる生き方を伝えられていました。
しなやかさのことを レジリエンス ともいって注目の考え方のようです。
たとえ話で説明すると、硬い木は台風のようなとても強い風でポキっと折れてしまうけれど、葦のようなしなやかなものは一時的に倒れてもしばらくするとまた元に戻るということ。
自分のこころの状態を葦のようにしなやかにしておけば、一度はストレスでダメージを受けてもまたもとの自分に戻れるというものです。
魔太郎は誰かに何かを言われたときに「カチン」と頭にくることが多かったです。冷静に考えると「誰かの何か」はつまらない内容のことが多いですね。
だったらいちいち反応しないで 受け流せ というアドバイスが心に響きました。
そして、しなやかさを身につけてつまらぬことは受け流し、ほんとうに自分のやるべきこと、やりたいことに集中しなさいということです。
納得
ちなみの魔太郎のやりたいことはブログです。それは「ブログが上手に書けるようになりたい、伝わるブログが書けるようになりたい」です。
つまらぬことに心が乱されてブログを書く気持ちになれないことが少なくなれば、自分の人生は楽しいでしょう。しなやかに受け流すことが魔太郎に心に響いたのです。
課題の分離
これはアドラー心理学の根幹とも言える考え方です。「嫌われる勇気」という本から学びました。この本は2013年に発売されてベストセラーになり今でも書店で売っています。翻訳されて海外でも影響を与えています。著者は岸見一郎さんと古賀史健さん。
【課題の分離】とは
というもの。なかなか分かりづらいですね。
アドラーさんは 人間の悩みのすべては「人間関係」である と断言されています。
ですから他人の課題に不用意に介入すると反発を食らって嫌な気持ちになる。そして自分が解決すべき課題に他人が土足で介入してくるとこれも反発したくなって嫌な気持ちになる。
だから課題の分離をしなさいというものです。
本のなかでは実例として子供の勉強のことで説明されています。それは
「子どもが勉強をするかしないかは子供の課題である。子どもが勉強しないことで被る不利益は子供の責任である」というのもの。親は子供の課題に介入するから反発を食らうのだと。
これには驚きましたね。さらにこの本ではこどもの就職先、結婚相手についても課題の分離であるとしています。これはなかなかすんなり受け入れられるものではありませんね。ですからこれは魔太郎の課題なんです。
魔太郎が課題の分離で大事だと感じたのはここ。
課題の分離をしたうえで「子ども窮地に陥ったとき、素直に親に相談しようと思えるか、普段からそれだけの信頼関係を築けているか」
というもの。ここがポイントなんですね。魔太郎はふたりの息子たちと信頼関係を築けているかといわれると自信がないです。若い頃は子どもたちを「ちから」で押さえつけていたと思います。古女房にしても同じかもしれません。
でもね最近はすこしは丸くなったと思いますが・・・。
「嫌われる勇気」を書かれた岸見一郎さんのほかの著書を読んで魔太郎が参考にしている課題の分離がこちら。
職場で不機嫌な上司がいて仕事がやりづらいとき、不機嫌を解決するのは上司の課題であると考える。自分は自分の仕事に集中すべきというものです。
これもなかなかむずかいいことではありますが、このような状況に似た事例が出てきたときは課題の分離の考えでやりすごす実験をするようにしています。
本の中でも課題の分離を正しく理解することは難しいと書かれています。魔太郎も課題の分離でうまくいったり、いかなかったりすることがあります。でもね少なくとも 人間関係のストレスを解決する「武器」をひとつ持っていると思うと、ちょっとは強くなれたと思います。
「嫌われる勇気」という本は会話形式で書かれていますが、内容は哲学を含むものなので理解をすることがかなり難しいです。魔太郎も事あるごとに何回も読み返しています。そしてこういう考え方もあるのだと思って実生活で試しています。自分に合わなければそれでよしというしなやかさも持ってね。
結局は自分が幸せに生きていくことができればいいではないですか。自分が幸せになってさらに周囲を幸せにしていければいいかなと。
「いつも笑顔でご機嫌でおだやかな人間になりたい」
そう思っています。
マインドフルネス瞑想
数年前にマインドフルネス瞑想がブームになりました。たくさんの本が出版されテレビなどでも取り上げられました。
みなさんご存知ですか?
そのときに魔太郎は本を数冊買い込んで勉強し、本についていたCDでトレーニング。最初は1時間の瞑想をしていたのですが、日常生活に支障をきたすので現在は午前中に10分間の瞑想を続けています。今年で5年になります。調子が悪いときは中止したり1分間だけの日もあります。これもしなやかに取り組んでいますよ。
瞑想を続けることで脳の前頭葉が鍛えられて、感情のコントロールができるようになるようなことだったと思います。すっかり朝の習慣になっていますので苦ではありません。真面目に考え過ぎないで 心がおだやかになれればいかな ぐらいでと思っています。
瞑想を続けていてあるとき「気づきがふえたな」という実感がありました。冷静に客観的になれている自分を感じたのです。これが瞑想の効果なのかなと思っていますよ。
「健康法のひとつ」との位置づけです。
ストレスをためやすい自分が変わった!きっかけになったもの BEST3まとめ
魔太郎は40代のはじめの頃にうつ病で約2年間苦しんだ経験があります。ですからメンタルに関することに興味があって勉強したりトレーニングをしています。
からだとこころの調子が良くなればいいかなぐらいの意識ですが。
コロナ感染症の影響で働き方の変化や自粛生活が長引いて調子の悪いことはありませんか?
最近ではストレスに関する情報が本や動画などでかんたんにたくさん得ることができる時代になりましたね。学んで実践して継続していくことでストレスが少なくなればいいですよね。
ところでみなさんは自分が変わったと実感できるものはありますか?
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
では、またね!!
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