おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。
私は2022年2月に前立腺がんを告知され、6月に手術をしました。
いま体験談3作目の執筆をしているところ。
先日、このブログで標準治療の記事を書きました。
思い込みの罠!標準治療は誤解されやすい? - 還暦Gちゃんブログ
そこで今回は、先進医療の本当の意味についてお伝えします。
標準治療と先進医療の違いを理解しておくと役に立ちます。
ではでは、始めますよ。
先進医療とは
まず標準治療の意味から。
がん治療における「標準治療」とは、治療効果の高いことが科学的根拠(エビデンス)によって実証されているため、最も推奨される治療のこと。
出典:佐藤典宏 著 ガンとわかったら読む本 マキノ出版
つまり、「一番いい治療法」と理解していいでしょう。
で、先進医療のこと。
「先進医療」とは、研究の最先端で行われている医療であるものの、未だ評価が定まっておらず、科学的根拠はじゅうぶんでない治療のこと。
出典:同上
つまり、「評価が定まっていない最先端の医療」と理解していいでしょう。
先進医療と標準治療の関係を理解する
先進医療と標準治療の意味がわかったところで、このふたつの関係のこと。
国立がん研究センターの公式サイトである「がん情報サービス」では
最先端の治療は、開発中の試験的な治療として、その効果や副作用などを調べる臨床試験で評価され、それまでの標準治療より優れていることが証明され推奨されれば、その治療が新たな「標準治療」となります。
とのこと。
つまり、先進医療が科学的に認められたら標準治療になるということ。
ですから、
先進医療とは、標準治療では治癒が期待できない患者さんが、一か八か賭けるような治療です。
出典:佐藤典宏 著 ガンとわかったら読む本 マキノ出版
とのことです。
ここ大事です
まとめ
今回は、先進医療の本当の意味についてお伝えしました。
標準治療と先進医療の違いを理解しておくと役に立ちます。
がんを告知されて治療法を選ぶとき
- 標準治療と先進医療がある
- 両者の違いを知っておくこと
が、大きな意味があることを知っておいてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
では、またね!!
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