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手術か放射線治療か?前立腺がんの治療法の特徴から選ぶ方法とは

おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。

私が前立腺がんを告知されたのは2022年2月のこと。

62歳のときでした。

6月に手術して経過は良好です。

前立腺がんの体験記を出版して、いまは3作目の準備をしています。

治療法のことを調べていてわかったことがあります。

そこで今回は、手術か放射線治療かを前立腺がんの治療法の特徴から選ぶ方法についてお伝えします。

PSA値の下がりやすさの視点からの選び方になります。

ではでは、始めますよ。

 

 

根治の可能性が高いのは?

前立腺がんの治療で手術か放射線治療を選べるのは、基本的に転移がない場合です。

基本的にというのは、転移の状況で手術することもあるから。

で、根治の可能性のことです。

私の前立腺がんは転移がなかったので、手術か放射線治療のどちらかが選べると医師から説明がありました。

そのとき、手術と放射線治療の根治の可能性は同じである と言われました。

医師が書かれた本にも、同じことが書かれていました。

これは良いことではあるのですが、選択に迷うという悩みが出てきます。

するとね、医師が監修した本のなかに、それぞれの治療法のPSA値の下がり方の違いがあることが書いてあったのです。

 

PSA値の変化の違い

PSA値というのは腫瘍マーカーといって、前立腺がんの有無を調べる数値のこと。

で、手術と放射線治療でのPSA値の下がり方の違いですが

  • 手術では術後すぐにPSA値はほぼゼロになる
  • 放射線治療ではPSA値は、時間をかけて下がっていく

出典:頴川 晋 監修 前立腺がんより良い選択をするための完全ガイド 株式会社講談社

ということです。

これは、「手術が前立腺を全部切り取ってしまう」のに対して、放射線治療は「2ヶ月ほどかけて少しづつ放射線をかける」ことの違いによるものと思います。

簡単にいえば「一気にやるか」「徐々にやるか」ということです。

今回はこの違いをお伝えしました。

 

まとめ

今回は、手術か放射線治療かを前立腺がんの治療法の特徴から選ぶ方法についてお伝えしました。

PSA値の下がりやすさの視点からの選び方をお伝えしました。

でもね、がんは再発する特徴があります。

ですから、どちらの治療法も「数年間は定期的に再発の検査が必要になる」ことは覚えておいてください。

PSA値からの視点では手術のほうが良いように思えますが、カラダへの負担からみるとまた違った結果になります。そのことはこちらの記事からどうぞ。

前立腺がん治療の手術・放射線治療・ホルモン療法で負担が大きいのは? - 還暦Gちゃんブログ

前立腺がんの治療法を決めるのは、

なかなか大変です

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

では、またね!!

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追伸:魔太郎

今回参考にした本はこちら。

 

監修した頴川 晋(えがわ しん)さんは、東京慈恵医科大学の医師です。

 

脚本家の三谷幸喜さんの治療も手掛けた、前立腺がんのスペシャリストです。

 

ただし、この本は2017年の発行です。医学の進歩は1年でもかなり進化するので、そこは理解して読んでください。

 

イラストをたくさん使い、わかりやすい本です。