還暦Gちゃんブログ

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今だから言える!前立腺がんを告知された頃のこと

おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。

わたしが前立腺がんの告知を受けたのが2022年2月24日のこと。

前立腺がんは、転移はなく前立腺にとどまる「限局がん」で、悪性度は中リスク。

ですから、すぐに命がなくなるものではありませんでした。

そして2022年6月29日に、ロボットを使った前立腺がんの全摘手術。

12日間の入院でした。

がんの告知からちょうど1年が過ぎ、いま落ち着いた日常になりました。

そこで今回は、今だから言える前立腺がんを告知された頃のことをお伝えします。

がんを告知されたとき、人はどうなるかがわかります。

ではでは、始めますよ。

 

 

がんの告知のされかた

私の病気は、職場の健康診断で 要精密検査 の指摘を受けて、病院へ行き見つかりました。

1回目の診察から3ヶ月、3回目の検査でがんと告知されました。

これは次の検査をするのに、順番待ちで予約日が2週間後だったり、検査結果が出るのに時間がかかるためです。

じつは1回目の診察のときに渡された問診票に「重大な病気が見つかったときの告知の受け方」を答える項目があったのです。

それは「自分で告知を受けるかどうか」を、答えるところです。

その時は

変なことを聞くな

と、思いましたが「自分で受ける」と返答。

でもね、3回目の検査結果を受けるときは、事前に家族と一緒に来てくださいと言われていましたけど。

で、がんの告知のことです。

診察室で30代半ばの若い男性医師は、モニターに映し出された検査結果をみながら「がんが見つかりました」と。

がんの告知は意外とあっさりです。

その瞬間、よく言われることですが頭の中が真っ白になりました。

続けて医師はパンフレットを指さしながら、がんの状態を説明して治療法が手術療法と放射線療法があるとのこと。

わたしは必死で若い男性医師の話を理解しようとしてますが、頭の中は「がん、ガン、癌」でいっぱい。

ようやく理解できたのは、次の検査で転移の有無を確認してから、治療法が決まると言うことでした。

次の検査の予約をしてくれましたが、それでも2週間後です。

総合病院なので検査待ちの患者さんがウジャウジャいるようでした。

最後に医師は「治療法はインターネットでも調べることができます」とのこと。

意外な言葉に

ちょっと驚きました

 

がんを告知されるとどうなるか

がんを告知されてからの帰りは古女房が

車の運転は私がするから

と。

自分ではしっかりしていたつもりでしたが、古女房は何かを感じていたのでしょう。

もちろん素直にお願いしました。

それからは治療法をインターネットで調べるのですが、なんだか落ち着きません。それは

  • がんの転移が気になる
  • 死を意識して精神的に不安定になる
  • 治療法を調べる作業がしんどい

といったところです。

古女房もスマホで検索しているようでした。

でもね「病気の話題ばかりをするのを避けている」のは感じました。

古女房のこの態度はありがたかったです。

 

まとめ

今回は、今だから言える前立腺がんを告知された頃のことをお伝えしました。

じつは前立腺がんの体験者の本やネット記事を読んだりすると、がんの告知は意外にあっさりしている場合が多いことに気づきました。

もちろん全部があっさりではないでしょうが、医療の進歩がかなり進んでいるのではないでしょうか。

しかし患者側は「がん=死」というイメージが強いので、告知のショックは大きいと思います。

日本ではふたりにひとりは、がんになるといわれています。

健康なときは他人事ですが

気をつけてくださいね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

では、またね!!

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追伸:魔太郎

前立腺がんは進行の遅いがんです。

 

しかし、日中のトイレや夜間のトイレの回数が増えてきたときに、歳のせいだからと

診察を先延ばししないことが大切です

私が書いた本ですが、前立腺がんが見つかるまでの検査の様子も詳しくわかります。