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第一歩が始まる!前立腺がんの治療に向けて【前立腺がん通信⑩】

投稿日2022/03/31  更新日2024/01/10

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この記事は、2022年に前立腺がんの告知を受けた魔太郎の個人的な体験談です。
このことをご了解されて読み進めてください。

 

前立腺がんの告知を受けたのが2022年2月24日のこと。

そして、前立腺がんの治療に向けての最初の診察が3月29日にありました。

おはようございます!
魔太郎です。

今回は、これから始まる魔太郎の前立腺がん治療の様子をお伝えします。

魔太郎個人の感想見解が含まれることはご承知ください。

ではでは、始めますよ。

 

 

治療への第一歩とは

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職場の健康診断で要精密検査の指摘を受けてすぐに病院の予約をし、数回の検査をして前立腺がんが見つかるまでに約3ヶ月。

とくにひどい血尿などの症状が出てなかったことと、検査待ちの患者さんが多かったことで時間がかかったと思います。

担当医師と治療法の話をするなかで、検査を受けた病院では手術療法は出来ないため、別の病院を紹介してくれました。

別の病院は 宮崎大学医学部附属病院 というところ。

高度な治療のできる病院です。

やっと治療に向けての第一歩が始まりました。

 

診察から入院手続きまでのこと

大学病院は魔太郎の家から車で40分程度のところにあります。

予約はしてありましたが、初診の受付には大勢の患者さんが次から次に。

泌尿器科のある待合室で待つこと約30分。

30代と思われるラグビー選手のような体格の男性医師は、笑顔のやさしいひとでした。

最初の病院からの紹介状と検査データーがすでに届いているので、さっそく治療法についての説明がありました。

魔太郎の前立腺がんの状況に応じた複数の治療法と、それぞれのメリット、デメリットの説明が進みます。

こちらの希望する治療法を伝え、カンファレンスにかけてから最終決定になるとのことでした。(カンファレンスとは医療関係者の検討会のようなもの)

希望する治療法は「ロボット支援根治的前立腺全摘除術」というもの。

宮崎県ではこの病院でしかできない手術です。

医師からは順番待ちが多く、半年以上待つことになるとのこと。

手術までのあいだ、前立腺がんを小さくする治療を最初の病院ですることに。

最初の病院は魔太郎の家から車で5分程度のところにあるので、連携を取ってくれる事になりました。

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手術日は決まりませんが、入院に向けた説明があったのが「患者支援センター」というところ。

手術前の検査日が6月6日と決まり、入院に向けた説明が約30分。

最初に事務服を着たひとから入院についての注意点などの説明。

入院するのに連帯保証人が必要です。

連帯保証人は、別世帯で独立の生計を営み、治療費の支払い能力のある方とのこと。

(連帯保証人がいないときは、損害保険会社への契約もあるようです。)

次に看護師さんによる家族構成など、かなり詳しく聞き取りがありました。

日常の生活の様子や趣味のことや患者側が心配していることなど、「そんなことまで聞くの」というレベル。

手術まえに患者の情報を把握して、ミスのないようにする細心の注意をする姿勢が伺えました。

午前8時に受付して終わったのが午前11時。

関わったひとは受付担当者さん、医師と診察室の看護師さん、患者支援センターの担当者と看護師さんなどなどたくさん。

見事な分業体制と素晴らしい応対に、不快な気持ちになることはありませんでした。

 

まとめ

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今回は、これから始まる魔太郎の前立腺がん治療の様子をお伝えしました。

治療する病院での初診でしたが、患者に関わる全てのひとのスキルの高さに古女房と交わした言葉が

すごいね

のひとこと。

朝7時に自宅を出て帰宅したのがお昼過ぎ。

どっと疲れてお昼寝で爆睡した魔太郎と古女房でした。

でもね、患者さんの様子を見てると宮崎県の県北や県南から、数時間かけて来たと思われるひともいるようでした。

それに大学病院ですから重症と思われる小さな子どもさんと親御さんの姿も。

胸がキューンと締めつけられる思いでした。

医療関係者のみなさんに感謝です。

魔太郎の前立腺がんの治療の第一歩が始まりました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

では、またね!!

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追伸:魔太郎

魔太郎は前立腺がんの治療法を事前にネットでかなり調べていました。

 

なので医師の説明をおおまかに理解できましたが、高齢の方などは理解が難しいだろうなと思ったところ。

 

治療法の選択は最終的には患者側がします。

 

それに医師との診察時間も限られています。

 

ですから、医者任せ病院任せにせず、自分たちで調べることも大事だと思いました。