還暦Gちゃんブログ

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がんを告知され「死」を身近に感じて気づいた3つのこと

おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。

私が前立腺がんを告知されたのは2022年2月のこと。

6月にロボット手術で全摘手術を受けました。

いま4ヶ月以上が過ぎましたが、術後の経過は良好です。

気持ちの余裕も出てきたので、がんを告知された頃のことを振り返ってみました。

今回は、がんを告知され「死」を身近に感じて気づいた3つのことについてお伝えします。

ではでは、始めますよ。

 

 

「死」を身近に感じて気づいた3つのこととは

前立腺がんを告知された瞬間はよく言われることですが、

頭の中が真っ白になりました。

健康診断での精密検査の指摘を受けた初診から、次々に検査をすることになり「がん」の疑いは強まっているのに、どこかで

ちがう

と思っていたのは事実です。

告知に同席していた古女房も

まさか夫にがんなんて

とあとで聞きました。

私の前立腺がんは命に関わる重いものではなかったのですが、「死」というものは一度は意識しました。

そのときに、気づいた3つのことは

  • 後悔したくない
  • いちばん大切なもの
  • 変える勇気

です。それぞれのことについてお伝えします。

 

後悔したくない

命に関わらないがんでしたが、「ひょっとしたら」という考えはつい浮かんできます。

そのときに思ったことは

残りの人生を後悔したくない

ということ。

私にはやりたいことがありました。

でもね、お酒やテレビやYoutubeの誘惑に弱くて、いつもモヤモヤしていたのは事実。

「やりたいこと」というのは、本の出版をすること。

本気で出版の作業に取り組んでいない自分が嫌いでした。

ところがです。

2月にがんを告知され6月に手術を受けたあと、猛烈にやりたいことに取り組むことができるようになったのです。

そして、10月にキンドル出版を達成しました。その本がこれ。

前立腺がんは早期発見が大切なことを伝える内容です。

 

いちばん大切なもの

そして、自分の人生にいちばん大切なものに気づきました。それは

古女房です

もちろん、子どもたちも大切です。

でもね、ふたりの息子たちは社会人となり、それぞれの人生を歩み始めています。

彼らが困った時はもちろん支援しますが、今いちばん大切にするのは古女房だと思ったのです。

古女房を大切にしてこなかった訳ではありませんよ。

ただ、空気のような存在で「あたりまえ」になっているのを

「意識化する」

ことにしたのです。

そこで作ったキャッチフレーズが

古女房ファースト

です。

これは、僕自身の喜びを優先するのではなく、古女房の喜ぶことを優先するということなのです。

 

変わる勇気

私はこれまで「仕事人間」でした。

そして自分のやりたいことを優先して生きてきました。

古女房もある程度は理解していたと思いますが、仕事にかまけて子育てなど丸投げしていたのは事実。

古女房も来年で還暦です。

人生の終盤戦は「夫婦ふたりで仲良く」が、もっとも大切だとやっと気づいたわけ。

ところがです。

ときどき、「古女房ファースト」を忘れちゃうのです。

まだまだ、変わる勇気が足りないと感じています。

 

まとめ

今回は、がんを告知され「死」を身近に感じて気づいた3つのことについてお伝えしました。

私が住む団地は50年以上の歴史があります。

周囲を見渡すと連れ合いを亡くされて、ひとり暮らしのお年寄りが増えてきました。

おそらく、日本各地で見られる光景でしょう。

それは私たちの未来の姿でもあります。

だからこそ、いちばん大事なひととの時間が大切だと思うのです。

さあ、仕事に出かけている古女房が帰る前に、洗濯物の取り込みと夕飯の下ごしらえをすることにしましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

では、またね!!

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追伸:魔太郎

キンドル出版の2作目がもうじき完成します。

 

今回のテーマは「前立腺がんを告知されたとき」です。

 

キンドル出版クリエイターさんに発注していた表紙も出来ました。

 

自分が本当にやりたいことをやっている時が、幸せなのだと思えるようになりましたよ。