おはようございます!魔太郎です。
末期がんの叔父を甥である私がサポートしていく様子を、記録も兼ねて発信しています。
末期がんの叔父を甥である私がサポートしていく記録:その①「突然の連絡」 - 還暦Gちゃんブログ (gblog60.com)
16回目は「主治医の最終判断が出る」です。
10月下旬の叔父さんの面会時に、主治医から話があるとのことで呼ばれました。
要点は
- 1クールの抗がん剤治療ではがんが小さくなっていた
- 2クール1回目終了時では、がんは再び大きくなっていた
- 抗がん剤の効果が出ていないと判断する
- 抗がん剤治療を止めて緩和ケアの方向を予定している
とのこと。
以前、1クール目で副作用に苦しむ叔父の様子を見ていた私たちは、主治医に「無理な抗がん剤治療は避けたい」と伝えていました。
その時は叔父さんの「治療頑張る」という本人の意思を尊重しました。
しかし今回は、主治医からの抗がん剤治療中止の話でした。
私たち周囲が望んでいた方向になって来たのですが、私の中には
やりきれない気持ち
が残ったのです。
主治医は遠方からくる私に気遣って「今から本人を交えて話をしましょうか」と。
ところがです。
あまりに突然のことで、私は戸惑ったのです。そして主治医に伝えました。
私の気持ちが追いつきません
主治医は理解をしてくれ叔父さんへの話は翌日に持ち越しになりました。
ひと晩でも私の気持ちを落ち着かせる時間が出来たことに、ホッとした気持ちでした。
では、またね!!
ひと月ほど前に、叔父さんが入所する施設の担当者と打ち合わせをしていたときのこと。
私はステージ4の叔父の抗がん剤治療に悩んでいることを伝えました。
看護師でもある担当者の女性は、治療を止めることになる2つのケースを教えてくれたのです。それは
- 主治医が抗がん剤の効果がないと判断して止める
- 患者から抗がん剤の投与を止めてほしいと言ったとき
叔父さんのケースは1番に該当します。
ですから、今回の話し合いで「主治医が抗がん剤治療を止める」というのは私の知識にはありました。
でもね、突然言われると私の中に 恐怖・不安・混乱 といったものが、一気に溢れるのは経験しないとわからないことだと感じたのです。