投稿日2021/01/25 更新日2022/04/12
おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。
令和2年4月に60歳になった魔太郎。
世間では「還暦」と言われています。
そんなとき目にしたのが、黒川伊保子さんの 定年夫婦のトリセツ (SB新書) という本。
帯には「脳科学が教えるコワい妻、ポンコツ夫の処方箋」とあります。
このキャッチコピーを考えた人のセンスは抜群だな!
と感心しながら一気に読んでしまいました。
しかしながらこの本は情報量が多すぎて、消化不良を起こしそうです。
そこでこのブログでは、魔太郎がこの本を読んで試してみたプロセスをお伝えします。
「分かった」と「出来る」は違いますからね。
夫の側からの理解と実践の体験記になりますが、このブログでは「共感する」に焦点をあてていきます。
さらに
「共感編その1」は初級レベル
「共感編その2」は中級レベル
「共感編その3」は上級レベル
になります。
もちろん魔太郎の基準になりますのでご了解ください。
さてさて今回は、共感編その1「初級レベル」です。
妻は共感を求めている
黒川さんによると「女性脳は共感を欲しがる」とのこと。
もっと詳しく言うと
女性脳は 水や空気のように「共感」を必要 としている
とありました。
このことを知ったとき魔太郎は
へぇ~そうなんだ~
と、それまで理解不能だった古女房のことばの意味が少し分かったことに、ちょっぴり感動。
ちなみに男性脳は「問題解決をする」とのこと
職場の同僚にその話をすると、彼もテレビ番組で仕入れた知識があったようでふたりで共感です。
ただ、ここでのおとこふたりは「女の話にただ共感してやればいい」ぐらいの認識です。
そしてこのブログでは
「女性脳が共感されるとどうなるのか」については詳しくは言及しません
だって黒川さんの本に書いてあるのですから。
共感は具体的にどうするの?
さて女性脳が共感を求めていること、つまり女性脳の目的がわかりました。
次は「どうすればいいか?」ですね。
そう対策です。
まずは、黒川さんの著書からの引用です。
正しい言葉の見本
妻「なんだか腰が痛くて」
夫「腰か、それは辛いなぁ」と心配そうに言う
夫「片付け物は俺がするから、座ってて」と申し出る
夫「温めてみる?」を親身に言う
最悪の言葉の見本
妻「なんだか腰が痛くて」
夫「医者に行ったのか」
夫「早く医者に行け」
これらを参考に、魔太郎が考えて実行したことは次の三つです。
- すぐに問題解決しない
- 同じ言葉を繰り返す
- 妻を否定しない
すぐに問題解決しない
魔太郎は古女房の言葉に「こうすればいいじゃないか」と、すぐに解決案を言いたがるところがあります。
問題解決したがる男性脳の典型なんでしょうね。
困ったもんです。
そこで問題解決の言葉を言いそうになったら
「グッと我慢する」
を意識するところからスタートです。
当たり前と言われればそれまでなんですが、自分が話そうとしていることに「気づき」が重要になってきます。
同じ言葉を繰り返す
グッと我慢することが出来たら、言葉を返すのに困ってしまいます。
なので、古女房が言った言葉をそのまま繰り返すことにしました。
魔「腰が痛いの」と同じ言葉を繰り返すバージョン
「えっ!腰が痛いの」と驚くバージョン
「腰が痛いの 大丈夫?」と心配バージョン
初級レベルはこのへんでしょうか。
とにかくいくつかのバージョンを用意しとかないと、とっさに言葉が出ないので事前の準備が大切です。
妻を否定しない
これは問題解決と同じように、つい古女房の言葉を否定してしまって、機嫌を損ねてしまう悪いパターンです。
黒川さんの著書のなかでも
妻を否定する必要など、本当にあるのだろうか
と書かれています。
魔太郎もついやっちゃいますね。
つい否定してしまうのです。
えーそれは違うんじゃないのぉー
なんてユーモアを込めた言い方ができなくて、つい厳しく言ちゃいます。
意識してないと、うっかりミスが大惨事に発展しかねません。
ご用心あれ。
古女房の反応はいかに?
まずは同じ言葉を繰り返すことを続けました。
いつもは解決を提案したり否定していたのですから、なんとなく古女房も共感してくれていると感じているのでしょうか順調です。
しかしある時、魔太郎がテキトーにオウム返しをしていたら
あなたオウムみたい
と言われてしまいました。見透かされたようです。
冷や汗が出ちゃいましたねぇ。失敗、失敗。なので
おおっ、腰が痛いのか!
と大げさに言ったら
ふざけてんの?
と怒られてしまいましたよ。Gちゃんオウムの惨敗です。
まだまだトレーニングが必要なようです。
共感編初級レベルのまとめ
チェックシートを作りましたので参考までにどうぞ
☑「女性脳は共感を求めている」ことを理解する
☑「すぐに問題解決しない」
☑「同じ言葉を返す」から始める
☑「妻を否定しない」を意識する
黒川さんの他の著書を読んでいたら、もっとたくさんの参考例がありましたので次回は共感編中級レベル・上級レベルに分けて発信の予定です。
みなさん、幸せな定年夫婦を目指して頑張りましょう!
では、またね!!
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