投稿日2022/04/10 更新日2023/03/13
おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。
わたしが前立腺がんの告知を受けたのが2022年2月24日のこと。
がんに転移はなく前立腺に留まっていたので、すぐに命がなくなるものではありませんでした。
6月にロボット手術を受けて、その後の経過は良好です。
がんの告知を受けると、こころが不安定になりました。
とにかく情報を集めようとインターネットで検索しますが、溢れる情報に混乱したのは事実です。
すると宮崎県立図書館に行ったときのこと、ぐうぜん「ガン情報コーナー」を発見。
普段は通り過ぎてしまうところですが、がん患者としては吸い寄せられてしまいました。
今回は、がんの不安と向きあうために相談できるところを探すことの大切さをお伝えします。
さまざまな支援体制や、分かりやすい資料を見つけることができました。
ではでは、始めますよ。
「がん情報コーナー」とは
「ガン情報コーナー」は宮崎県立図書館の2階にありました。
図書館の2階は、ふだんは人通りが少ないところ。
POP をみると、宮崎県がん診療連絡協議会 と図書館が連携してつくられたもののようです。
そこには、いろんながんのことが書かれた情報誌がいっぱい。
前立腺がんの冊子を読んでみると、基本的なことがコンパクトにまとめられていました。
この冊子だけでも、それぞれのがんのことを学ぶことができます。
そしていいなと思ったのは、がんの当事者やその家族に向けた支援体制のこと。
それは「患者会」と「がん相談支援センター」の案内です。
さらに、治療をしながら働きたいときなどの、ハローワークの相談窓口の情報もありました。
ハローワークでは「長期療養者(がん患者など)の就労支援の相談窓口があるようです。
いろんな支援体制があることに驚きました
ひとりで悩みすぎないこと
わたしが「がん」を告知されたとき、医師からがんの状態や治療法の説明を受けましたが、正直なところよく理解が出来ませんでした。
おまけに、診察待ちの患者さんが大勢いますから、長い時間をかけて医師との会話ができるわけではありません。
患者自身もなにを聞いていいやら分からないも事実。
医師からは「いまはインターネット上に情報がありますから」と言われたぐらいです。
パソコンで検索していろいろと調べましたが、医療情報なので専門的すぎたり、情報が多すぎて最初のうちは消化不良でした。
ですから、ネット情報を印刷してみたりとけっこう手間暇が。
今回、ぐうぜんに図書館で「ガン情報コーナー」を見つけて、いろんなサポート体制や資料があることに気づきました。
パソコンやスマホでひとりで検索していると、だんだんとネガティブ思考になったりします。
ですから
大切なことは、ひとりで悩みすぎないことです。
まとめ
今回は、がんの不安と向きあうために、相談できるところを探すことの大切さをお伝えしました。
ここ宮崎では、宮崎県がん診療連絡協議会 という組織があり情報発信をしていました。
いま、日本人のふたりにひとりは、一生のうち一度はがんになるというデータがあるようです。
ということは、がんについての情報発信は国の政策にあることでしょう。
おそらく各県にも似たような組織があると思いますので
そこを探すことが第一歩です
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
では、またね!!
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第2章第8項には「正しい情報の集め方」が書いてあります。
ここでは、患者が情報を集めるときに 注意するポイント をまとめました。