投稿日2022/06/08 更新日2024/01/22
前立腺がんの治療や気づきなど、この病気で不安を抱えるひとに向けての情報発信になります。
おはようございます!
魔太郎です。
前立腺がんの告知を受けたのが2022年2月24日のこと。
3月31日からホルモン療法が始まり、数ヶ月後に手術をする治療計画です。
魔太郎の前立腺がんは、転移はなく前立腺にとどまる「限局がん」で悪性度は中。
ですから、すぐに命がなくなるものではありません。
ホルモン療法は夕食後に1錠の薬を飲むことと、月に1度の注射をするだけ。
男性ホルモンの働きを抑えて、前立腺がんの勢いを抑える治療法です。
今回は、前立腺がん摘出手術の前に行われた術前検査についてお伝えします。
最後の検査がちょっぴり・・・でした。
前立腺がん手術の術前検査とは
魔太郎の手術日はまだ決まっていません。
というのも、手術待ちの患者さんが数十人いるから。手術日が決まれば病院から連絡が来ることになってます。
いまは薬で前立腺がんを抑えているところです。
薬での重い副作用はなく治療は順調のようで、がんの様子をみる数値もぐっと下がってきました。
今回は手術を受ける前に、からだに他の異常がないかを調べるのが目的。
検尿、採血から始まり、レントゲン、心電図、肺機能検査が行われました。
そうそう歯の検査もしました。
手術は全身麻酔で行われるので、入れ歯やぐらついている歯がないかを調べるとのこと。
事故を防ぐことが目的との説明がありました。
そして最後が、膀胱内にカメラを入れる検査です。
男性には気になる検査でしょうから、ちょいとばかり詳しく説明しましょう。
膀胱のカメラ検査とは
まず検査室で下半身をステテコのような検査着に着替えます。
頑丈な椅子に座って、左右の太ももを足置きの台に軽く縛られます。
検査が始まる前に自動で太もも部分が動いて、お股が開くと検査開始です。検査の様子はカーテンで仕切られていますから見ることは出来ません。
男子には恥ずかしい検査ですから、ありがたい配慮です。
事前に看護師さんから「柔らかいカメラを使いますから痛みはなく、5分程度で終わります」との説明がありました。
おちんちんの先っぽからカメラを挿入されましたが、さほど痛みは感じません。
ただ膀胱内を調べるので「何かがモゾモゾと動いているな」という感じはします。膀胱内に水も入れますから、お股はグチョグチョのようでした。
今回の検査は研修医(男性1名)の見学実習も兼ねているようで、検査の様子を説明している声が聞こえます。
やだなー早く終わってくれよ
と思いましたが、まな板の鯉状態ですから仕方がありません。
しばらくして「もう終わりますよ」と言われて終了。
カメラを抜くときも痛みはさほど感じませんでした。
検査後すぐに医師から検査内容の説明。
膀胱内にがんの転移はなく、腎臓からの管の位置も正常でしたとのこと。ここに異常があると、手術が難しくなるようです。
今日の検査のメインイベントが終わりホッとしましたよ。
自宅に帰ってからこの検査のことを調べてみると、軟性ファイバースコープ(やわらかい素材の内視鏡カメラ)が使われたようです。
医療機器の進化は凄い
と感動した魔太郎です。
検査代のことなど
今回の検査は宮崎大学医学部の附属病院でしたから、まあ患者さんの多いこと多いこと。
あらゆる診療科がありますので、検査に時間がかかります。
レントゲン検査は70分待ち。
魔太郎は文庫本を準備していたので、じっくりと読書が出来ました。
本好き人間は待ち時間は退屈しません。
検査代は 9,370円。
病院に午前9時に到着して、検査が終わり会計が済んだのが午後1時。
病院内には、まだまだたくさんの患者さんがいましたから
病院で働く人たちに感謝です。
まとめ
今回は、前立腺がん摘出手術の前に行われた術前検査についてお伝えしました。
この病気で不安を抱えるひとに向けての情報発信が目的です。
いま世界では十分な医療を受けられない国もあると思います。
日本という国の医療は、問題をいろいろと抱えていると思いますが、安心して検査や治療が受けられることはありがたいことですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
では、またね!!
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検査の後、病院の売店で手術に使う備品を購入したら、本番の手術のことを想像してドキドキしてきた魔太郎でした。