投稿日2022/04/20 更新日2024/01/14
この記事は、2022年に前立腺がんの告知を受けた魔太郎のことが書いてあります。
このことをご了解されて読み進めてください。
「嘘だろ!がんが見つかったなんて」
医師から「がん」の告知を受けたとき、呆然としている自分を感じていました。
頭の中が真っ白といわれるようなものでしょう。
それまでは、「がん」はないだろうと思っていたのですから。
医師は、がんの状態や治療法の説明をしてくれています。
魔太郎は表面上は平静ですが、頭のなかでは「いろんな思い」が、ものすごいスピードでぐるぐると巡っている状態。
医師からの「質問はありますか?」の問いに
次回の検査で転移の有無を調べるのですね
というのが精一杯でした。
おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。
今回は、がんの告知を受けてからおよそ2ヶ月の間に、魔太郎のがんを受け入れていく様子をお伝えします。
がん患者のこころの変化のことになります。
がん告知から治療が始まるまでのこと
まずは、がんの告知を受けてからの「流れ」のことを。
2022年(令和4年)です。
- 2月24日:がんの告知を受ける
- 3月8日:転移の検査
- 3月16日:転移なしの結果判明
- 3月29日:手術できる病院の診察
- 3月31日:ホルモン療法開始
- 4月14日:追加治療開始
がんの告知を受けてから、治療開始までに1ヶ月以上かかりました。
前立腺がんは進行が遅いことと、魔太郎の「がん」が比較的早期に発見できたこと、転移がなかったことで、このスピードになったかなと思ったところです。
ただ検査待ちの患者さんが多いのも事実。
気持ち的には
もっと早くしてくれ
というのが本音です。
がんを受け入れていくこと
がんのことをネットで調べていると、がん患者のこころの変化の様子を書いたものがありました。
それがこれ。
魔太郎なりに自分のこころの変化を思い出すと
【がんの告知を受けたとき】
- ショックを感じて頭が真っ白になる
でした。そして
【転移が分かるまでの約3週間】
- 「がん=死」という思いが何度も浮かぶ
- 何事もやる気が起きにくい
- 先のことを考えることが出来ない
です。
おそらく、第1段階だったのでしょう。
そして、第2段階の「現実逃避をする」は、あまり感じませんでした。
それは、自分のがんの生存率の高さがわかった からと思います。
ネットで調べていくと書いてありました。
そして
【手術できる病院での診察まで】
手術の出来る病院は、宮崎大学医学部附属病院というところ。
宮崎県内のあちこちから患者さんが集まるので、初診の予約が取れたのが約2週間後。
この時期に起こったことが
- 「うつ」に近い状態
でした。
じつは魔太郎は、40代の頃に「うつ病」で約2年間苦しんだ経験があります。
ですから、なんとなくやる気が出ないといった「うつ」の症状に気づいたのです。
あれっ、変だぞ自分
が、わかったのです。
こういうときは、からだと心を休めることが大事だと知っていたので、無理をしないでいました。
それから、考え方を見直すこと。
「うつ病」というのは偏った思考も原因のひとつです。
今回の偏った思考というのは、「自分のがん=死」と思い込むこと。
ここを修正すると、徐々に回復していきました。
【ホルモン療法開始から】
がん治療が始まり、この記事を書いているまでの約3週間は
- がんを治そうという気持ちが出てきた
です。
前立腺がんを完治させて元気になるぞ!といった気持ちになってきました。
でもね、薬の副作用なのかわかりませんが、ときどき体調が悪くなると
あーだめだ!
と思う考えが浮かぶことに悩んでいます。
まとめ
今回は、がんの告知を受けてからおよそ2ヶ月の間に、魔太郎のがんを受け入れていく様子をお伝えしました。
がん患者のこころの変化をお伝えしました。
魔太郎の前立腺がんは、すぐに命が脅かされるものではありません。
早期に発見できて幸運でした。
ですから、状態のよくない「がん」だったら
平気ではなかった
と感じます。
いまの日本は、ふたりにひとりが「がん」になる時代とも言われています。
「がん」を告知されたときは、こころのケアも大切だと感じたところです。
もちろん、患者本人だけでなく、家族のこころのケアも大切です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
では、またね!!
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