おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。
魔太郎の父は88歳、母は87歳(令和3年現在)。
私の家から5分程度のところに住んでいます。
まだ、物忘れがひどくなったとか、介護が必要というわけではありません。
でもね、いつかはその時は必ずやってきます。
そして、魔太郎の心のなかでは、その不安から目をそらしている自分がいるのも事実。
どこかで「親はいつまでも元気だ」と思い込んでいるので。
そこで今回は、精神科医の樺沢紫苑さんの著書
から、認知症を早めに気づく症状についてお伝えします。
それには、義母の認知症に気づくのが遅れた後悔があったことをお話しします。
あなたが高齢の親のことで悔やむことが、少しでも減ることになれば嬉しいです。
認知症に気づくのが遅れた後悔とは
義母が亡くなったのは4年前。義父はすでに10年前に他界しており、ひとり暮らしでした。
義父は交通事故で足に障害があり、義母は保育園で調理師として長年働き古女房と義兄を育てあげた人です。
4人の孫にも恵まれていましたが、孫たちも大きくなると疎遠になります。
魔太郎夫婦も義兄夫婦も共働きでしたから、月に1~2回実家を訪問するのが精一杯。
その義母は、もともと社交的な人ではあったのですが、70歳を過ぎた頃から自宅に引きこもることが多くなりました。
あるとき魔太郎夫婦が実家を訪れたとき、かすかな異臭を感じたり冷蔵庫に数日前に作ったと思われるおかずが残っていることがありました。
魔太郎も古女房も「変だね」とは感じていたのですが、深刻に考えることはありませんでした。
あとで気づいたことですが、この頃から義母の様子に変化が起きていたのです。
そして、事故が起きました。
玄関で転んで入院することに。
怪我だけかと思っていたのですが、病院側から認知症が進んでいるとの連絡が。
それからは、介護施設に入りましたが持病もあり1年後に亡くなりました。
魔太郎と古女房が後悔するのは、義母のかすかな変化を感じていたのに何も出来なかったこと。
出来なかったというよりは、認知症の知識を知らなかったことや、日々の生活に追われて余裕がなかったというのが正直なところです。
そして、どこかで「親はいつまでも元気だ」と思い込んでいたこと。
ですから古女房は
もっとデイサービスなどを強く進めていればよかった
と悔やみます。
ただ義母は、子どもたちに迷惑を掛けたくない思いが強いひとでしたから、難しい扱いだったかもしれませんが。
認知症を早めに気づく症状とは
精神科医の樺沢紫苑さんの著書のなかに
「健康な人が、ある日突然、認知症になることはありません」
と書かれていました。
そして、認知症は予防可能で、認知症の前の「軽度認知障害」という症状を早めに発見することが大事だと。
ここでは樺沢紫苑さんのブレイン メンタル 強化大全に記載されていた、軽度認知障害、認知症を早期発見する症状一覧をご紹介します。
たくさんありますよ。
- 同じことを何度も話す・質問する
- 物の置き忘れが増え、よく探し物をしている
- 以前はできた料理や買い物に手間取る(料理ができない、鍋をこがす、味付けがおかしい)
- お金の管理ができない(おつりの計算ができない)
- 身だしなみがおかしい(服装がちぐはぐ、化粧やひげ剃りが適当)
- 今、電話した相手の名前がいえない
- 今日の年月日、曜日がいえない
- 約束した出来事をすっぽかす
- ニュースなど、周りの出来事に関心がない
- 意欲がなく、趣味・活動をやめた
- 怒りっぽくなった、疑い深くなった
です。
これらの知識を少しでも覚えておくことが大事かと思った魔太郎です。
まとめ
今回は、精神科医の樺沢紫苑さんの著書
から、認知症を早めに気づく症状についてお伝えしました。
魔太郎夫婦が、義母の認知症に気づくのが遅れた後悔があったので、これらの知識を少しでも覚えておくことが大事かと思い記事にしました。
先ほどの軽度認知障害、認知症を早期発見する症状一覧のことを、頭の片隅に覚えおくと高齢の親の小さな変化見逃すことが防げると思います。
そして早めに病院へ連れて行くことや、詳しい人に相談するなどの行動が出来るでしょう。
もちろん親が素直に子どもの言うことに、従ってくれないことも予想されます。
ただ、なんとかしなければなりませんし、早めの対策が出来るのではと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
では、またね!!
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精神科医の樺沢紫苑さんの著書ブレイン メンタル 強化大全は、認知症に特化した本ではありません。
健康にいい生活習慣をわかりやすくまとめた本です。
生活習慣の改善の仕方が詳しく書かれているので、魔太郎はいくつかを試しているところです。