おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。
私は今年(2022年)2月に前立腺がんの告知を受け、6月に手術しました。
術後の経過も良好で、10月には前立腺がんの体験記を出版。前立腺がんの不安を持つ中高年男性やその家族に向けた情報発信をしています。
いまは2作目の執筆中。執筆にあたり関係書籍を読んでいます。
今回は、女優の古村比呂さんの著書「手放す瞬間(とき)」から、がんを乗り越えるヒントについてお伝えします。
現在がん治療中の方に向けた良書でしたのでご紹介します。
ではでは、始めますよ。
女優の古村比呂さんと著書について
古村比呂さんについては、著書のプロフィールからご紹介します。
- 1965年11月24日、北海道生まれ
- 87年、NHK朝の連続テレビ小説「チョッちゃん」に抜擢
- 92年に結婚し、3人の男児の母となる
- 2009年に離婚
- 12年1月、子宮頸がんが発覚
- 手術後はリンパ浮腫を発症
- 手術から5年目の17年3月にがんが再発
- 同年11月に再々発がわかる
- 抗がん剤治療を経て、現在は経過観察中
- 俳優の仕事と並行し、一般社団法人「HIKARU 人にやさしいプロジェクト」代表理事として、がん・リンパ浮腫と共に歩む女性の応援活動も行っている
になります。
今回ご紹介する著書は
「手放す瞬間(とき) 子宮頸がん、リンパ浮腫とともに歩んだ私の10年」
です。
がんを乗り越えるヒント
今回ご紹介するところは、第六章です。
正式な見出しは「今を乗り越える27のヒント」になります。
内容は、自分の気持との向き合い方や、少しでも心地よく過ごせる方法など、読者にとって有益な情報です。
4つの項目から構成されており、それは
- 心の処方箋
- 病院と向き合うときの処方箋
- 病気と向き合うときの処方箋
- 患者さんを支えるための処方箋
になります。
そして、27個の項目に分かれています。
この中で魔太郎が参考になったのが、心の処方箋のところ。
ここでは13個の、心の安定をはかる方法が書いてあります。
私も前立腺がんを告知されて、一時はかなり精神的に不安定になった経験をしました。
たとえば「今に集中する」ヒントでは「がん=死」という考えに取り憑かれるのを防ぐことが書いてあります。
こんな風にがん経験者でなければわからないことが27個あるのです。
まとめ
今回は、女優の古村比呂さんの著書「手放す瞬間(とき)」から、がんを乗り越えるヒントについてお伝えしました。
現在がん治療中の方に向けた良書でしたのでご紹介しました。
でもね、古村さんの生い立ちから書いてありますので読み物としても良い本です。
それに、古村さんの息子さんたちとのやり取りや、彼女のやさしい人柄を感じ取れる文章にグイグイ引き込まれます。
私もキンドル作家の端くれとして「いい文章だな」と感じました。
編集者の力量の良さが分かる本です。
最終章は、お恥ずかしながら涙腺崩壊した魔太郎でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
では、またね!!
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