おはようございます。魔太郎です。
肺がん末期の叔父の介護を引き受けたのが令和6年9月のこと。
介護の様子はこちらから。
末期がんの叔父を甥である私がサポートしていく記録:その①「突然の連絡」 - 還暦Gちゃんブログ (gblog60.com)
叔父が令和7年1月に亡くなり、介護の経験からの気づきなどをお伝えします。
第4回は、お葬式の準備はいつから始めればいいかについてのお話です。
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結論から言います。お葬式の準備は
早目にしておいてもいい
とアドバイスします。個人的な私の意見ですが・・・・・・。
お葬式の準備とは、葬儀社を決め葬儀内容をある程度決めておくことです。
叔父は末期がんで治療を中止して緩和ケア施設に入所していましたから、命がそう長くないことはわかっていました。
でもね入所したての頃は叔父は比較的元気でした。ですからお葬式の準備をするのは叔父に失礼なのではないかと思ったのです。
ですから看護師をしている”いとこ”に
お葬式の準備はしてもいいのだろうか?
と聞いてみたのです。
ベテラン看護師で経験豊富な彼女でしたが、一瞬顔を曇らせ 小さくこっくり と頷きました。
その表情に「申し訳ないけど」という感情を僕は感じ取りました。
ここからはお葬式の準備を、早目にしておいたほうがいい理由をお伝えします。
私の場合葬儀社が決まってなかったので、数社説明を聞きに行きました。
独り者の叔父でしたから、親戚から「家族葬でいいよ」なんてアドバイスも事前に受けていましたけど。
そこでわかったことは「サービス内容に大きな違いがあること」です。
たとえばお寺さんのお布施の額を尋ねたところ
- ある葬儀社は「お客様のほうで直接お寺さんに尋ねてください」と言われました
- 別の葬儀社は「そこでしたら○○万円です」と明確に教えてくれました
また葬儀の見積もりを尋ねたところ
- ある葬儀社はパンフレットを示しながら「お客様が選んだものを合計していくと算出できます」と、こちらに丸投げで驚きました
- ある葬儀社は別紙に明細を書いていき「およそ○○万円になります」と提示してくれました
こんな風に違いがあるので、時間と心に余裕があるときに早目に準備しておいたほうがいいと思います。
ギリギリの状態で相談に行くと、担当者に言われるがままで十分に内容を検討する余裕がないと思います。
ということで前回と今回の内容をまとめると
お金とお葬式の準備は、自分たちに時間と心の余裕があるときに早目に準備しておくことをアドバイスします
次回は、看取りの瞬間の立ち合いの是非についてです。
では、またね!!
ネットで葬儀費用のことを検索してみると、平均120万円ぐらいと書いてありました。
77歳の叔父の場合、地元の同級生などの交友関係が豊富であることがわかり参列者が多いと予想。
ですから家族葬の小さなホールの葬儀社ではなく、大きなホールと駐車場を持つ葬儀社に決めました。これは
結果的に正解でした
そして、祭壇や棺のランクに見栄を張ることなどを避けたので、葬儀費用は平均額に近い金額で収まりました。
ただこの額には、お寺さんのお布施は含まれていませんから
ご注意くださいね