還暦Gちゃんブログ

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幸福になるには順番があった!話題の本からの気づきと実践と感想

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魔太郎は現在61歳です。(令和3年現在)シニアと言われる世代です。

ある本を読んでいたら、シニアの悩みは「お金」「健康」「孤独」と書いてありました。

そうだよなー

としみじみ共感します。

でもよく考えるとこの3つの悩みはどの世代にも当てはまりますね。とくにシニアといわれる年齢の高い世代に当てはまるということでしょう。

おはようございます!
魔太郎Gちゃんです。

今回は精神科医の樺沢紫苑さんの著書

精神科医が見つけた 3つの幸福

から魔太郎が気づいたことと実践してみての感想をお伝えします。

 

  

この本のポイントをざっくりと解説

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著者の樺沢紫苑さんは精神科医です。「日本人のメンタル疾患と自殺者を減らす」をビジョンに出版やYouTubeなどで精力的に活動されています。

その樺沢紫苑さんが精神医学、脳科学に基づいた視点から「幸福」について書かれたのが今回ご紹介する本になります。

 

幸福の正体とは

この本では「幸福とは何か」の問いに

ドーパミン、セロトニン、オキシトシンが十分に分泌されている状態で、私たちは「幸福」を感じる。
つまり、脳内で幸福物質が出た状態が幸せ であり、幸福物質を出す条件というのが「幸せになる方法」である

と答えています。

私たちの脳の中で幸福物質といわれる「脳内物質」が、十分に分泌されると幸福を感じやすくなるというものです。幸福物質とは幸福ホルモンともいわれるそうで、世界的に見ても3大幸福物質といってもよさそうなものとのこと。

魔太郎は「私たちの脳みそのなかを3つの幸福物質で満たせば幸福を感じる」と理解しました。

3つの幸福物質を簡単に説明すると、それぞれの幸福物質がもたらすものは

【ドーパミン】: お金や成功、達成の幸せ
【セロトニン】: やすらぎ、気分の安定の幸せ
【オキシトシン】: 愛、つながりの幸せ

 

と紹介されています。

魔太郎はドーパミンは「お金」セロトニンは「健康」オキシトシンは「孤独」と関係していると思いました。

そうです、人間の悩みの「お金」「健康」「孤独」と同じなんですね。

 

幸福になるには順番がある

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魔太郎は十分なお金が手に入れば幸せになれると思っていました。しかし宝くじに当たった人がそのあと幸せになれなかったり、大富豪が家族内の揉め事で幸せにないことはニュースなどで知っています。

でもね、

やっぱりお金が先にないと幸せになれないよな

というのが魔太郎の本音です。

みなさんはいかがですか?

そこでこの本では、ほとんどの人が3つの幸福の 優先順位を間違えているから、幸せになれない としています。そのうえで優先順位を

①セロトニン的幸福
    ↓

②オキシトシン的幸福
    ↓

③ドーパミン的幸福

 

であると断言されています。

簡単に説明すると

まずセロトニンで心と身体を健康にする
つまり、自分を大切にすること

 

次にオキシトシンでつながり・愛を大事にする
つまり、家族や仲間を大事にする

 

最後にドーパミンでお金・成功を目指す
つまり、仕事を頑張る

 

ということ。自分の「健康」をつくり、そして家族という「つながり」という基礎を作ること。そのうえで仕事を頑張ればメンタル疾患や身体疾患は防げるとのこと。

「健康」⇒「孤独」⇒「お金」が幸せになる順番とのことなんです。

ずいぶん自分の考え方と違うことに驚きましたね。でも「たしかにそうだね」という考えも出てきました。

この順番を理解したうえで、「幸福になる」具体的な方法が書かれています。

 

幸福になる方法

この本の一番の特徴 は「幸せになる方法」を徹底的に「現実的」「具体的」に書かれているところです。

いままでの幸福について書かれたものがどちらかといえば抽象的だったのに対し具体的に書かれています。日常生活で出来ることが多いです。

ただし、この本は366ページもあるように、具体的方法がたくさん書かれています。著者の樺沢紫苑さんにいわせれば精神科医としての 集大成的な1冊 になったとのこと。

ですから読み応えがあります。しかし、学術書ではありません。わかりやすい言葉と図入りで書いてあります。

今回、この記事では「幸せになる方法」はまとめることが出来ませんでした。
そこで、つぎに魔太郎が実践している「幸せになる方法」の感想をお伝えすることにします。

 

気づきと実践と感想

魔太郎が実践しているのは「朝散歩」と「3行ポジティブ日記」です。

じつはこの本を読む前に樺沢紫苑さんの著書をいくつか読んでいました。そのなかに書いてあったことで、自分に出来そうなものを実践していたのです。

 

「朝散歩」について

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これは朝起きたら15分から30分の散歩(早歩き)をするものです。還暦を過ぎた魔太郎は朝の目覚めが早いので抵抗なく始めることが出来ました。
ジジイになるとこうなるのですね(笑)

効果は数日で感じました。まず、睡眠の質が良くなったと実感。朝起きて頭がスッキリしているのです。夜中のトイレも減りました。

自分でも驚きましたよ。それまで睡眠時間は7時間は確保していたのですが日中急に眠気が来たり、なんとなくやる気が出ない日が多かったからです。

朝散歩を始めたのは2020年11月7日です。ブログで宣言しています。

魔太郎Gちゃんの「朝散歩」始めます宣言です - 還暦Gちゃんブログ

このあとにも感想をブログで発信していました。要約すると「調子がいい」です(笑)

 

「3行ポジティブ日記」について

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これも朝散歩と同時にはじめました。これはかなり手こずりました。ポジティブなことがなかなか書けないのです。その日にあったいいこと3つを箇条書きで書くのもやっとなのです。いやいやこれも驚きましたよ。

ですからポジティブ日記が書けない日もありました。

でもねなんとか頑張って日記を書き続けました。するとね半年すぎるとなんとノート1ページにすらすら書けるようになっているのです。もちろん体調が悪いときは無理はしません。

こうやってポジティブ日記がしっかり書けるようになると、最近は「朝目覚めたら前向き・やる気がある自分がいる」ということに気づく日が多いです。

それまでは、なんとなくだるい、やる気が出ないのを無理して元気を出していましたから、とても不思議な感覚です。

半年のあいだ「朝散歩」と「3行ポジティブ日記」を実践してきて、今回紹介している本が2021年3月に発売されて読んでさらに効果を確信したところです。

魔太郎はこれからは週に何回かの「運動」を習慣にすることが課題です。

 

幸福になるには順番があった!話題の本からの気づきと実践と感想:まとめ

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3つの幸福物質とそれぞれの幸福物質がもたらすものは

【ドーパミン】: お金や成功、達成の幸せ
【セロトニン】: やすらぎ、気分の安定の幸せ
【オキシトシン】: 愛、つながりの幸せ

です。そしてそのうえで優先順位を

①セロトニン的幸福
    ↓

②オキシトシン的幸福
    ↓

③ドーパミン的幸福

 

として行動していくことでした。

そして実践的で具体的な幸せになる方法はこの本を読んで出来そうなところからやればいいと思います。

私たちは幸せになりたくて生きているのですから。

それから行動することによる効果は個人差があると思います。今回の魔太郎の体験がすべての人に当てはまるとは限りません。
でも行動しなければなにも変わらないのは事実でしょう。

魔太郎は20年ほど前に うつ病 で約2年間苦しんだ経験があります。通院、離職、転職を繰り返しながら不思議に自然に回復していきました。家族に支えられたことが良かったと思っています。
ですから古女房には頭が上がりません(笑)

それからはストレスやこころの健康に関することを、勉強したり実践しています。現代社会は脳科学や精神医学の研究が進んでいるのと、書籍やインターネットの普及でたくさんの情報に触れることができます。
自分にあったものを勉強して試してみて、元気になれればいいですよね。

最後に今までの経験から 魔太郎なりに「幸せになる方法」をお伝えします。
それは

生活習慣を正しくすること

これだけです。

現代はテクノロジーの発達にともない便利な世の中になりました。スマホなんてすごいですよね。でもそのテクノロジーとのつき合い方が悪いと弊害が出ていますね。魔太郎はなんとなく調子が悪いのは、テクノロジーに依存しすぎたりすることが原因だと感じるようになりました。

ですから「生活習慣を正しくすること」が「幸せになる方法」だと思うのです。

あらあら専門家でもないのに偉そうなことを書きました。これはあくまで魔太郎個人の意見だとご理解くださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

では、またね!!

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